印画紙チャートは写真感光材料である白黒の印画紙を用いて製作された反射型テストチャートです。
各種スキャナのキャリブレーション用途、カメラ撮影の解像度チャート、ディストーションチャート等として用いられております。
通常は最初にフィルム原版を製作して、それをもとにして印画紙チャートが製作されます。

反射型テストチャートとの比較
反射型テストチャートである印画紙は同じ反射型である白色ガラスチャートやオフセット印刷チャートと比較して次のような特徴を持っています。
- 少数の製作数において安価。
- オフセット印刷よりも高精細なパターンが描画可能。
- 大サイズの製品が製作可能。
エクアのご提供する印画紙チャートの特徴
温度23度、湿度50%に管理されたクリーンルーム内で製作されています。
高精度平行光光源露光機により描画されています。
独自技術による露光プロセスにより最高レベルのシャープなパターンエッジを再現しています。
クロムフォトマスクを原版として使用した場合、より高精度な位置精度、細線描画を実現します。
平行光露光機によるパターニング
測定機による寸法検査
顕微鏡による外観検査
印画紙製作例
スタンダード製品に詳細を掲載しております。
エクアがご提供する印画紙チャートの主な仕様
厚さ
- 0.25mm
サイズ
- 最大サイズ 508×610mm
- 高精細版最大サイズ A3サイズ
最小線幅
- 高精細モード最小線幅 80um